サプリメント

犬用サプリメントの選び方で押さえておきたいポイント

犬用のサプリメントを与えるメリットは?

現在ではドッグフードに加えて、愛犬へとサプリメントを与える飼い主さんが増えました。

私たちが飲むサプリメントと同じように、犬用の商品の中にも豊富な栄養素が含まれていますね。

犬用のサプリメントを与えるに当たり、どのようなメリットがあるのか幾つか見ていきましょう。

  • カロリーの心配なくビタミンやミネラルを中心とする豊富な栄養素をバランス良く与えられる
  • メインの食事となるドッグフードでは足りない栄養素を簡単に補うことができる
  • 膝の軟骨が磨り減っている時はグルコサミン、目の病気を予防したい時はルテインなど目的に合わせて与える種類を変えられる
  • ドッグフードの給与量を減らすことで肥満体型を改善できる(成犬の肥満を予防できる)

ペットの病気を予防するには、日頃の健康管理を念入りに行わなければなりません。

「愛犬の健康のために自分でレシピを考えて手作りのドッグフードを与えている」という飼い主さんは多いものの、次のデメリットがあります。

  • これから先の生活でドライタイプのドッグフードを食べなくなる可能性がある
  • 自分では大丈夫だと思っていても、実は栄養が偏りがちになっていることが多い
  • 最初からたくさんの手作りフードを与えているとアレルギー反応を起こす危険性がある
  • 材料費が高く付くので、金銭的な負担が大きくなる
  • 手作り食はドライフードよりも水分の含有量が多く、歯へと付着して虫歯になりやすい

毎日レシピやカロリーを計算して作るのは想像以上に大変なことですので、栄養素をバランス良く補いたいのであれば犬用サプリメントがおすすめですよ。

犬用のサプリメントは量販店やペットショップだけではなくインターネット通販でも購入できるため、愛犬に合うタイプの製品を探してみてはいかがでしょうか。

犬用サプリメントの選び方で押さえておきたいポイントをチェック!

犬用のサプリメントと一口に言っても、私たちが口にする健康補助食品と一緒でたくさんの種類があります。

簡単に愛犬の健康管理をして毎日の食事バランスを向上できますので、あらゆるメーカーから製造されるようになりました。

  • たくさんの種類がありすぎてどれを選べば良いのか分からない
  • 少しでも自分のワンちゃんに合うサプリメントを与えたい
  • 安全性の高いサプリメントの使用で病気の予防を考えている

こういった悩みを抱えている飼い主さんのために、以下では犬用サプリメントの選び方で押さえておきたいポイントを紹介しています。

サプリメントとして販売されている製品であれば何でも良いわけではないので、選び方で迷っている方は参考にしてみてください。

サプリメントの形状で選ぶ

私たちが摂取するサプリメントは、カプセルタイプだったり粉末を水で溶かすタイプだったりと幾つもの種類があります。

犬用のサプリメントも全く一緒で、形状で比較するのは選び方として重要ですね。

以下では犬用サプリメントがどんな形状で販売されているのかまとめてみました。

タブレット型:カプセルや錠剤の中に犬の健康に必要な栄養素が凝縮されている
粉末型(顆粒):規定量の粉末を水と混ぜ合わせて与える
ペースト型:水分を含む食べやすいペースト状になっている
液体型:液体をそのまま飲ませたり別の飲み物と混ぜたりする

ワンちゃんが食べやすい形状のサプリメントを選ぶことで、長く使い続けることができます。

目安としては、「タブレットが苦手な犬には粉末型」「子犬やシニア犬にはペーストタイプ」といった選び方が良いでしょう。

人間用のサプリメントと同じように、犬用のサプリメントも医薬品ではなく栄養補助食品に分類されています。

医薬品⇒病気の治療や予防を目的として与える
栄養補助食品⇒普段の食事で足りない栄養を補う

上記のような違いがあり、サプリメントを与えたからといって直ぐに身体へと変化が出たり病気が治ったりするわけではありません。

一定期間に渡って与え続けて体質改善を図るのが大きな目的ですので、飲みやすい形状なのかどうかで比較すべきですよ。

もちろん、愛犬に合うのかどうかは実際に与えてみなければ分からないため、サンプルや試供品を積極的に試してみてください。

目的に合わせて成分を決める

愛犬の健康を保つために手当たり次第にサプリメントを試したくなる気持ちは大いに分かるものの、目的に合わせて成分を決めなければなりません。

ある栄養素が突出して偏ると過剰症のリスクがあり、成分の摂取に比例した効果が得られるわけではないのが難しいポイントですね。

そこで、以下では目的に合わせてどんな成分を含む犬用サプリメントを摂取すれば良いのか、目安を幾つか挙げてみました。

免疫力を高めて病気を予防したい⇒自己治癒力を高める作用を持つアガリクスや、身体の組織を発達させるドコサヘキサエン酸(DHA)
老犬だから老化症状を予防したい⇒魚油に多い不飽和脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)や、エネルギーのATPの産生を促すコエンザイムQ10
関節の負担を抑えたり関節系の病気を予防したい⇒関節に欠かせないグルコサミンや、関節の衰えをサポートするコンドロイチン
腸内環境を整えて便秘や下痢を解消したい⇒善玉菌を増やして悪玉菌の増殖を抑制する乳酸菌や、うんちの匂いを抑えるポリフェノール消臭成分
てんかんや認知症を予防したい⇒脳や心臓の血流障害を改善するイチョウ葉エキスや、栄養価が高いローヤルゼリー
皮膚へと引き起こされるトラブルを解消したい⇒高い抗酸化力で活性酸素を減らすビタミンEや、身体の酸化を予防できるセサミン
ガンの増殖を抑えて発症を防ぎたい⇒殺菌作用や抗ウイルス作用を持つプロポリスや、愛犬の健康維持に繋がるアルテピリンC
ダイエットで肥満を解消したい⇒脂肪燃焼効果を持つカルニチンや、血管を拡張させて内皮機能不全を改善するアルギニン
目の健康をキープしたい⇒人間の目の健康にも良いアントシアニンや、黄斑変性症や白内障を予防できるルテイン

一口に犬用のサプリメントと言っても、製品によって配合されている成分には違いがあります。

例えば、目の健康をキープして白内障を予防したいのにも関わらず、関節痛に効果的なグルコサミンやコンドロイチンを含むサプリメントを飲ませたとしても大きな効果は期待できません。

身体に良かれと思って飲ませたものが逆に弊害となれば本末転倒ですので、自分の愛犬に必要な成分を見極めるのが犬用サプリメントの選び方として大事ですよ。

愛犬に引き起こされている症状で選ぶ

既に老化によって身体の一部分に何かしらの異常が出ているワンちゃんには、愛犬に引き起こされている症状でサプリメントを選ぶ必要があります。

以下では愛犬の症状別でおすすめのサプリメントを紹介していますので、選び方の参考にしてみてください。

関節炎⇒国産の関節をサポートする「ペットのサプリ。骨・腰・関節」や、コンドロイチンやアミノ酸など豊富な栄養素を含む「老猫元気」
腎臓病(腎臓機能の低下)⇒腎不全を抑えるサプリメントの「プレミアムカーボン」や、消化管に溜まった毒素を減らしてくれる「カリナール2」
肝臓機能の低下⇒必須アミノ酸のタウリンを含む「SPIRITa(スピリッタ)」や、自然のハーブが含まれた「ダンドリオンプラスパウダー」
白内障や緑内障⇒ルテインやアスタキサンチンなど目の健康に良い成分を含む「ビガープラスアイ」や、ビタミンやハーブが目の健康に働きかける「ペットメイトブルーベリープラス」

この他にも、精神的な安定を促してリラックスさせる製品や、寄生虫を寄せ付けない身体をキープする製品などたくさんあります。

もちろん、素人では愛犬に引き起こされている症状で病気を特定するのは難しく、場合によっては医薬品を使った治療が必要となるケースも少なくありません。

そんな時は闇雲に愛犬へとサプリメントを飲ませるのではなく、かかりつけの医師へと相談して日常生活の中で行うべき対処の方法を伺ってみてください。

コスパが良くて長期間に渡って摂取できる

コスパが良くて長期間に渡って摂取できるのかどうかは、犬用サプリメントの選び方として重要な要素となります。

・なるべく高額なサプリメントを飲ませた方が良いのでは?
・料金が高い製品ほど高品質なのではないか?

上記のように考えている飼い主さんは多いものの、金額に比例した効果が得られるわけではありません。

どれだけ犬の健康を維持する効果的な成分が含まれていたとしても、金銭的な負担が大きくて長く与えることができなければあまり意味はないでしょう。

私たちが化粧品を使って肌トラブルを抑えたり、健康補助食品を飲んで病気を予防したりといったケアを行うのと同じように、愛犬の場合も短期間で大きな変化を期待するのは難しいですね。

給与量を守って長く与えることで身体の内側から体質改善が期待できますので、ドッグフードと同じように料金が安くてお手頃なのかどうかも比較ポイントの一つとなります。

お試しやサンプルが用意されている

初めて愛犬へとサプリメントを与えるに当たり、「本当に自分のペットに合うのか?」「逆に不快な症状が出るのでは?」と不安を抱えている飼い主さんは多いのではないでしょうか。

製品の選び方が明確に決まっていないからこそ、不安になるのは当然のことです。

複数の犬用サプリメントで迷っているのであれば、お試しやサンプルが用意されているのかどうかで比較してみてください。

数日間のお試しセットがあったり初回限定で価格が安くなったりすれば、気軽に与えて愛犬の体質に合うのか判断できますよ。

①お試しやサンプルが用意された犬用サプリメントを探してピックアップする
②複数のサプリメントを実際に購入して愛犬へと与えてみる
③どれが良さそうなのか愛犬の状態や価格を参考にして選ぶ
④「これを与え続けたい!」というサプリメントを継続する

こういった形で判断していれば、犬用サプリメントの選び方で失敗することはありません。

現在では、表面が柔らかくて噛む力の弱いシニア犬でも食べられる「犬康食ワンプレミアム」や、スプーン1杯で400億個の乳酸菌を摂取できる「ずっと一緒だワン」を中心に、サンプルやお試しセットが用意された製品が数多く登場しています。

「いつまでも元気で長生きして欲しい」と考えている飼い主さんは、自分の愛犬に合うサプリメントや健康補助食品を探してみましょう。

犬用のサプリメントを与える上で押さえておきたい注意点は?

犬用のサプリメントは選び方だけではなく、愛犬へと与える際にも押さえておかなければならない注意点が幾つもあります。

間違った方法で与えていると、健康を維持するどころか逆に不快な症状を呼び起こすケースもありますので、慎重に考えなければなりません。

そこで、サプリメントを飲ませるに当たってどんな点に気を配れば良いのか事前にチェックしておきましょう。

・余計な添加物やアレルゲンが含まれていないかどうか、公式サイトやパッケージを見て全成分を確認する
・サプリメントの種類に合わせて1日の目安摂取量は決められていて、「身体に良さそうだから」という理由で与え過ぎないようにする
・天然成分で作られた製品は防腐剤や保存料を含まないため、直射日光が当たる場所や温度差の激しい場所で保管しないようにする
・何かしらの病気や怪我で医薬品を使った治療を受けている場合は、サプリメントを併用しても良いのかどうか医師へと相談する
・目に見える効果が直ぐに出ないケースもあるため、1週間や2週間など短い期間で判断せずに一定期間は与え続けてみる
・ドッグフードと同じように犬用サプリメントも賞味期限内に使い切る(カプセルタイプの製品は比較的賞味期限が長い)

犬用の栄養補助食品は、ビタミンを中心とする栄養素をバランス良く含んだベーシックサプリメントと、愛犬の症状別で与えるターゲットサプリメントの2種類に大きく分けられます。

どちらのタイプでも正しい飲み方で続けなければならないので、飼い主さんが事前に把握しておくべきですよ。

まとめ

以上のように、犬用のサプリメントと一口に言ってもありとあらゆる種類の製品が実店舗やネット通販では販売されています。

「自分の愛犬が飲みやすい形状になっているか?」「愛犬の症状や目的に合っているのか?」「続けやすい価格なのか?」といった点で選んでいれば、失敗するリスクは低いのではないでしょうか。

正しい選び方と飲み方を押さえておけばサプリメントは愛犬の健康を維持するサポートをしてくれますので、ドッグフードと合わせて使ってみてください。