犬のしつけ

これすればバッチリ!犬の無駄吠えをやめさせる方法

元々犬は吠える動物であり、狩猟をメインとした犬であれば吠えることがむしろ当然です。

とはいえ無駄吠えをされると周囲に迷惑を与えて肩身を狭くすることもあるため、できれば犬には無駄吠えをやめさせたいところです。やめさせるにはなぜそれをしてしまうのか原因を知ることが大事です。原因を知ればあとはそれをさせない対策を立てられます。またその種類もいくつも存在し対策もそれぞれで異なります。自分の犬がどの種類の無駄吠えをよくやるのかを観察し、その原因を知って対策を立てれば周囲に迷惑をかけることもなくなっていきます。

犬にとっては無駄ではない場合も

そもそも無駄吠えは吠える必要性のない場所で吠え出す行為です。ただ人間にとっては無駄に思えても、その犬にとっては無駄ではない場合もあります。例えば他の犬の吠え声に反応してしまうケースがありますが、こうしたものを社会的促進と言います。誰かの行動につられて自分もやってしまう行為であり、犬に限らず人間でもそうしたことは起こりえます。もし他の犬に反応してしまった場合は反応させないようにトレーニングを重ねることや家の中で飼育し外の声が聞こえにくい状況にするなどのことも必要です。

強化と弱化という2つの考えで接する

無駄吠えに対する飼い主のスタンスは必要性のない場所で吠えるのはやめてほしいというものです。吠えなければならない場所ではいくらでも吠えていいけど、それ以外ではやめてほしいということを飼い犬に伝えていかなくてはなりません。犬からすれば必要性があるかないかというのはわかりませんし、教えてくれなければ今後もわからないはずです。これを基本方針とし、次は強化と弱化という2つの考えで接していきます。強化とは場をわきまえて行動をする犬に対してご褒美を与えることであり、弱化は不必要な場面で吠えたら罰を与えるというものです。

強化と弱化の両面からしつけをしていくことでどんどん矯正されていきます。あとはなぜ無駄吠えをするのか、その原因を知ることです。人間の子供などでも自分に構ってほしい場合に泣いたりダダをこねたりします。犬も同じようなことをします。これを要求といい、何かしらの欲求不満を抱えているような状況です。どんな欲求不満があるかですが、例えば散歩に出かけてくれない、ご飯が少ない、水がおいしくない、寝床の環境が良くないなどです。これらを改善するだけで大人しくなることもあるため、まずは今の現状を見ておく必要があります。

 

不快になっているものに慣れさせる

次に恐怖や不安に対するものです。物音に反応したり急な動きに反応したりして吠えてしまうケースです。ここでおすすめなのが不快になっているものに慣れさせるやり方です。例えば急な動きに反応するのであれば、それを何度もやっていきます。あえて吠えるような状況を作り出して吠えるのが止むのを待ちます。人間でもずっと叫び続けることは無理であり、どこかで吠えるのをやめる時が来ます。そのタイミングでご褒美を与えることによりパターンを作っていきます。これを何度も繰り返して学習させていくのが1つのやり方です。

また不快になる状況を徐々に高めていくやり方もあります。音に反応する場合であれば刺激を高めていき、リアクションを観察して吠えなくなったタイミングでご褒美を与えます。こうして刺激に慣れさせることで不必要な環境で吠えなくなります。ただ気をつけたいのは、これを家でやってしまえば周囲に迷惑をかけることになってしまいます。なので、公園などに出かけていくらでも吠えていい環境でやるのが一番です。もちろん家でもある程度の訓練は必要ですが、周囲に十分な配慮を与える形が望ましいです。

 

痛みを抱えているケース

これ以外の吠えに関しては痛みを抱えているケースや薬を飲んだことで起こるケースなどしつけとは関係のない部分です。つまり一時的にそうしたものはあるにしても、原因がはっきりとしておりそれさえ過ぎてしまえば何の問題もないような状況になります。そして何より飼い主が犬の褒め方を知ることが重要です。不必要な場面で吠えないようにさせることはとても大事なことであり、それを克服する作業は他のしつけよりも重大なものです。それを成功させれば最大限の表現をしながら褒めていくことで犬も理解してくれます。

まとめ

 

結局犬はなぜそれがダメなのかをわかっていません。むしろ要求はエスカレートしていくため、その要求には応じないという毅然とした態度が必要です。家族で飼っている場合は家族内で対応を統一させることも大事です。厳しくしつけを行う人の言うことは聞かず、自分を甘えさせてくれる人のところばかりに行ってしまうからです。統一したやり方でしつけを行うことでより効率的なしつけを可能にさせます。

時間は多少かかるかもしれませんが、これにより不必要な場面で吠えるようなことは少なくなります。あとは吠えないようになれば褒めるなど今まで以上にスキンシップを図って常に犬に対する愛情を注いでいくことをすれば大丈夫です。