犬しつけ方法の種類について

ご自宅の愛犬が、普段お手やおすわりなど素直にいうことを聞いて、さらに家族の前以外では大人しくお利口さんにしてくれたらどんなに嬉しいことでしょう。利かん坊でも愛らしい見た目であれば多少許せるものの、できれば共同生活を長い間送るのですから、お互い快適に気持ちよく暮らしたいものです。

しかし、何も教わっていない犬・訓練されていない犬にいきなりそんな芸当ができるはずもありません。ここでは、犬しつけ方法とその種類について解説していきます。最初のうちはなかなか思うようにしつけが進行しないため挫折しそうになるかもしれませんが、ぐっとこらえて根気よく続けることが大切です。

犬のしつけは、大きく2つの種類・性質に分かれます。ひとつは「させる(動作)」、もうひとつは「やめさせる(禁止)」です。犬の動き・行動は、犬の習性によるものや野生動物であった頃の名残りなどさまざまな要因によって裏付けられたものですが、人間界でのルールには適していないものも多々あります。もちろん、一緒に暮らす飼い主のあなたや家族のみんなとの間でルールがあるように、同じ家で暮らす上でのルールもあります。その事情をお互い理解しなければ快適で気持ちよい共同生活を送ることができません。色んな種類のしつけ方法がありますが、基本的には「させる・やめさせる」のどちらかの性質を持つもの、ということを念頭に置きましょう。

人類が集団生活をはじめた時からずっと仲間だった犬。その長いパートナーシップの歴史から、飼い犬は人間と友好的に交流すること、遊んでもらうことを好みます。その習性を活用して、しつけを進めるのが効果的です。人間も犬も個体差・個性があるため、しつけで習慣をマスターできるスピードはムラがあります。ただ、犬も人間と同じく「押さえつけて教える」という方法は、ストレスを与え反抗心を生む結果に繋がります。そのため、遊びの中から自然に学習してもらうという方法をとるのが理想的です。それには、しつけを行う人間側が「しつけ」に対する意識を正しく持っていなければいけません。しつけは「芸」をさせることではなく、人間社会に出たときに「人を脅かさない」というルールを覚え込ませるためのものです。とは言ってもかたく考える必要はなく、人間といると楽しい・嬉しい・安心だということを覚えさせましょう。

難度が低く、そして重要性の高いしつけが「名前を呼ぶこと」です。しつけがほとんどできていない犬でも、自分の名前だけは覚えている、というケースが多いです。「呼びかけられている」ことが直感的に認識しやすいからと言われています。まず犬が家にやってきたら、呼びやすく聞き取りやすい名前をつけてあげましょう。名前を呼ぶときは、愛情たっぷりに呼びましょう。そして、「呼ばれて近寄ったら楽しいことが待っている」と認識させなければなりません。しつけの中でも、特に注意する時や叱る時には決して名前を呼ばないようにしましょう。叱る時にも名前を呼んでしまうと、いざ食事を与える時や遊ぶ時も「名前を呼ぶ=怒られる」と誤認しているため、来ないようになります。そのため、褒める時は大袈裟に名前を連呼しましょう。名前を呼ばれた時=嬉しいことがある、と認識させましょう。

早めに覚えておきたいしつけの種類も見ていきましょう。定番中の定番である「お手」は、芸としてのしつけに思われがちですが、室内に入る際に足を拭いたり、爪を切ったりする際に応用できます。また、「お手」の行為自体が飼い主との信頼関係を深めるコミュニケーション効果もあります。

お手に次いでよく使う「おすわり」や「ふせ」も早めに覚えたいしつけです。公共の場などで、犬がじっとしていた方がいい場面は意外と多いもの。一見同じものに思える「ふせ」は犬の身体の全体が床についている姿勢であるため、「おすわり」よりも犬の体に負担が少なく、長時間続けやすいコマンド(指令)です。


食べ物を目の前にして、お行儀よく待つことができる「まて」。マスターさせると、散歩の時の排泄物処理の間や信号待ちも、愛犬がじっとしていてくれて楽になります。危険な場所に自ら飛び込んでいかないよう、身を守る効果もあるため早めに覚えたいところです。
「ちょうだい」も大事なしつけです。愛犬がおもちゃなどを取ってきて口から放そうとしない時、うまく受け取るためのしつけです。子供のものを口にくわえて放さないなどのトラブルを防ぐための、犬の所有欲をコントロールする大事なしつけのひとつです。


この他、芸のように思えるけれど散歩で障害物を避けたり運動機能低下を防ぐ効果がある「ジャンプ」も覚えておきたいしつけのひとつ。老化や運動不足を防ぐ効果があるため、ジャンプの他に「フリスビー」で遊ぶ習慣もつけておくと良いでしょう。犬の散歩が可能な公園やドッグランでしかできませんが、犬の運動神経低下や運動不足を解消するだけではなく、人間も一緒になって遊ぶことで日頃の運動不足が解消できるのでおすすめです。


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