犬がうんちを食べてしまう(食糞)効果的な対策は?

飼い犬が自分のうんちを食べてしまう「食糞」に悩まされている飼い主さんも多いでしょう。初めて見た飼い主さんは絶叫するほど驚いてしまうでしょうが、実は犬の食糞は珍しいことではありません。

わんちゃんが食糞をする理由はいくつかあります。

動物は、親が子供の排泄を促すためや衛生を保つためにお尻を舐めてあげます。また、カラスなどの天敵から子供を守るために、子供のうんちを食べて処理することもあります。
そうした親の行動を見ているうちに、ごく自然に真似をして食糞をしてしまうと言われています。

また、食糞をした際に飼い主さんが大声で騒ぎ立てることを喜んでいると勘違いして、飼い主さんに喜んでほしい、褒めてほしいという気持ちから食糞を続けてしまうケースもあります。それとは逆にうんち自体に興味があるわんちゃんは、飼い主さんが叱ってうんちを始末しようとすると、取られると思って慌てて食糞をしてしまうようになります。

さらに、ゲージの中でのお留守番や散歩に連れて行ってもらえないなどの欲求不満や退屈がストレスになると、ストレス発散のために食糞をするようになるわんちゃんもいます。

空腹やビタミン不足から食糞をしてしまうことも少なくはありません。
多くの飼い主さんは1日の食事の回数は2回程度にしていると思いますが、それでは物足りないと感じているわんちゃんもいます。犬の嗅覚は人間よりもかなり優れているという話は聞いたことがある人も多いでしょうが、その嗅覚はうんちの中に残っている食べ物の匂いを嗅ぎつけてしまうほどです。
そのため、自分の排泄したうんちの中に食べ物を感じ取って食糞をしてしまうのです。加えて、ビタミンKやビタミンBが不足しがちな場合も食糞をしてしまうと言われています。

ちなみに食糞に対する体への害は通常はないとされていますが、状態の悪いうんちを食べると下痢、軟便、口臭の原因にもなります。それでなくても人間からしたらあり得ない行為なのでどうにか止めさせたいと思うでしょう。
対策はわんちゃんが食糞をする理由によって変わるので、これをすれば効果的ということは一概には言えません。間違った対策をすれば悪化してしまう可能性もあるので、わんちゃんの行動や性格をよく見て、適した手段を取りましょう。

飼い主の行動やストレスにより食糞をする場合は、わんちゃんがうんちを食べているところを見てもあわてず騒がないことです。無反応を装い、わんちゃんが見ていないところでうんちを片付けましょう。子犬のうちは興味から食糞をする子も多いですが、成長するにつれて止める子もいるので、その程度なら食糞する前にうんちを処理するくらいで十分でしょう。
母犬の場合は本能的なものなので過剰になる必要はありません。子供が成長すれば自然と食糞をやめるでしょう。
また、普段からあまりかまってやれていない場合はストレスの可能性が高いので、散歩の時間を増やしたり、遊んであげたり、ストレスを溜めさせないことも飼い主の義務です。トレーニング次第ではうんちは散歩中にしかしないように躾ることもできます。

単純に空腹で食糞をする場合は食事の量を増やすことも必要です。かといって与えすぎると消化不良をおこすので、1回の量を増やすよりも回数を増やすのがいいでしょう。現在、朝と晩だけ与えているなら昼にも与えてあげてください。仕事で与えられない場合は自動給餌器がおすすめです。
栄養不足の場合は与える食事に問題がある可能性もあるので、フードを変えてみる、サプリメントを取り入れてみるというのも一つの手です。
気を付けたいのは、栄養不足が寄生虫の感染や疾患からきている場合です。気になる症状がある場合は早めにペットクリニックを受診してください。他のわんちゃんのうんちを食べてしまった時も寄生虫の有無に気を付けましょう。

また、あまり知られていませんが、パイナップルを食べさせるといいともされています。
うんちの中のにおいを嗅ぎつける犬にはフルーティーな香りは逆効果じゃないかと思われるかもしれませんが、パイナップルはうんちのpHがマズイ方へと変化するため、続けて食べさせるうちに食糞を止めると言われています。もちろんアレルギー持ちや嫌いで食べられないわんちゃんには無理に与えるべきではありませんが、体質的に問題がなければ適量を食べさせ続けるのは問題ありません。

毎食1回、一口大の果実を与えるのがいいでしょう。生でも構いませんが、比を通した方が食べやすくなります。缶詰や適量以上与えると肥満の原因になります。また、パイナップルの皮や芯は消化できないので食べてしまった場合に嘔吐などの原因になる可能性があるので注意してください。

ちなみに、パイナップルと同様にフードに振りかけるだけでうんちのpHを変える商品も販売されています。パイナップルより手軽なので、まずは既製品を使用してみるのもいいでしょう。


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